名建築

名建築 · 2020/02/14
昨年の10月27、28日に “生きた建築ミュージアムフェスティバル ” が大阪府下で催されました。 大阪天満教会のあとは、長瀬産業 大阪本社ビルを見ることができました。 こちらは、事前に抽選がありましたが幸運にも参加することができました。 低層棟が旧館、高層棟が新館で、旧館は、建築家・設楽貞雄(しだら さだお)氏 の設計で昭和3年に...

名建築 · 2020/01/14
昨年の10月27、28日に “生きた建築ミュージアムフェスティバル ” が大阪府下で催されました。 企業や個人の所有している建築を、広く一般に無料公開するというイベントです。 日本基督教団天満(てんま)教会は、建築学会の建築雑誌に記事が掲載されていて、かねてより見学したかったのです。...

名建築 · 2019/09/08
先月の3連休初日、六甲山へ行ってきました。 かねてより訪れたかった、建築家三分一博志さんの『六 甲枝垂れ』です。 建物コンセプトを体感したいので、訪れるなら暑い夏に!と決めていました。 冬にアプローチ脇の氷棚にできた氷を地下の氷室に運び収納し、例年8月中旬ころまで、隣接した 風室と呼ばれる部屋に氷の水が溶けて流れ出てきます。...

名建築 · 2019/06/07
4月、5月の週末に京都市北山にある京都コンサートホールへ出向く機会がありました。大ホール内部をゆっくり見ることができたので、その印象について。 先日、プリツカー賞を受賞された 磯崎 新氏の設計で、竣工は、1995年です。 建物側面の柔らかな曲線を描いたカーテンウォールが、弦楽器の竿(さお)と弦を連想します。

名建築 · 2019/03/14
ガラスブロックの家、石原邸。 ながらく、どこに建っているのか探していました。幸運にも偶然見つけることができました。 安藤忠雄さんの設計で1978年竣工。 この住宅はコートハウスの形式をとっていて、中庭に面してH型鋼で組んだ柱と梁(雨樋も兼用)の中をガラスブロックで埋めています。 壁および、出が600mmの屋根がガラスブロックです。  ...

名建築 · 2019/03/01
先月の2月9日には、北海道でかつてないほどの寒波が襲来したと報道されました。 一方、こちら大阪市内は格別寒くもなく、この時期らしい寒さで暖かく着込めば外出も苦にならない寒さでした。 久しぶりに梅田を歩いてみました。...

名建築 · 2019/02/20
先日、難波から心斎橋まで御堂筋を散策しました。 古く親しまれた建物を新しい建物に取り込む 腰巻ビル と呼ばれる建築中の建物が姿を見せはじめていました。 旧歌舞伎座の跡地で工事が進んでいる ホテルロイヤルクラシック大阪 が姿を現していました。 低層部は旧歌舞伎座の破風、柱、垂木がとても忠実に再現されていました。

名建築 · 2018/04/09
2012年7月、当時小学生だった息子の夏休みの宿題で 南海電車の浜寺公園駅駅舎のスケッチを付き添いました。 この駅舎は、東京駅や国会議事堂を手がけた建築家辰野金吾(たつの きんご)によるものでとても有名です。 息子が描いている間、わたしはじっくりと見て写真に収めることができました。


名建築 · 2017/04/29
大阪市内のほぼ真ん中に位置する大阪カテドラル聖マリア大聖堂 です。 築50年以上となるカトリックの聖堂ですが、メンテナンスがゆき届いていて大切に使われ ている印象があります。 設計者は、戦前の長谷部竹腰建築事務所(日建設計の前身)の共同主宰者の 一人、長谷部鋭吉 氏です。竣工を待たずに他界されているので遺作となりました。...

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