■省エネリフォーム

省エネリフォームとは、既存の住まいを冬暖かく夏涼しくするためのリフォームです。

 

 

 

 

 

 

 

具体的には、住まいの天井あるいは屋根断熱材を入れたり、などに

 

熱を伝えにくくすガラス採用したりすることです。

 

 

これら断熱することで室温が外の温度に影響されにくく、暖房、冷房が効きやす

 

くなす。

 

また室内温度にムラが少なく心地よい室内環境が得られます。 

 

 

省エネ リフォームの方法

   

 

住まいの外部に面するところの天井屋根などすべてを断熱するこ

 

とが基本となります。

 

 

集合住宅マンション)の場合は、管理規約の制約がありますので、ここでは

 

造住宅の場合で記します。 

 

 

 

改修方法は『』と『天井屋根』の大きくつに分かれます。

 

 

1つめは『』です。

 

 

 

 

』の断熱にはつの方法があります。

 

 

 

1)既存窓の外側か内側に新しく窓を設けて二重窓にする方法があります。

 

 簡単に短期間にでき断熱効果が高くコストを軽減できるメリットがあります。

 

 

 

 

2)既存窓を撤去して省エネタイプの枠に取り替える方法です。一般的に

 

 は 複層ラスで枠がプラスティック合成樹脂といった断熱性のあるもの  

 

 です。

 

 コストはかかりますが断熱効果は高いです

 

 

 

3)ガラスだけを複層ガラスに入れ替える方法です。工期は短くコストも軽減

 

  きるットがあります。

 

  

 

 

2つめは『天井屋根 』を断熱する方法です。

    

断熱の方法にはタイプあります。既存建物の状況によりどちらか一方の採用

 

す。

 

  

 

1)床、壁、天井などの内側に断熱材をいれる『内断熱充填工法』があります。

 

 

 

2)建物の外側をすっぽりと断熱材でつつみこむようにするのを『外断熱外張工

 

     法』といいます。

 

    

 

断熱材は『繊維系断熱材』と『発泡プラスチック系断熱材』の種類がありま

 

す。

 

 

使用する場所によって使い分けます。

    

 

 

断熱材はすべて仕上げ材の裏側に詰めていきます。その際すきまを作ってしま

 

うと熱効果が下がるので注意が必要です。

 

 

 

 

 

以上が省エネリフォームの概要になります。

 

 

つぎに、省エネリフォームの具体的な方法の断熱・漏気改修ついての、目的を列記します。

 

住まいへのご要望が、これらの目的と重なっている場合、省エネリフォームを実施する意味があるといえます。

 

■断熱・漏気改修の目的

断熱・漏気改修の目的8つ記します。

 

 

1)暖房エネルギー消費量(暖房代金を削減したい。

 

 

2)暖房していない部屋洗面脱衣室浴室トイレなど)の室温を上げたい。

  →急激な室温変化による家庭内事故の防止 につながる

 

 

3)冬季、在宅時における体感温度を上げて快適に過ごしたい。

 

 

4)冬季、室内の表面結露を防止しカビの発生を防ぎたい。

 

 

5)在宅時の足元の温度を上げて快適に過ごしたい。

 

 

6)室内への隙間風を防止して快適に過ごしたい。

 

 

7)暖房の効きをよくしたい。暖房運転停止後、室温低下を緩慢にする

 

 

8)屋根からの日射熱をさえぎり上階室の暑さを和らげたい。